今年も、もう12月。早いです。
気がついたら12月が来ていた気すらします。
✔︎ 今年で25歳になったのですが、2019年は様々な決断をしてきました。
■Amazonせどりを閉店
■エンジニアとして正社員転職
■東京の生活に嫌気がさして藤沢の海の近くに引っ越したもの、また都内に戻った
2018年4月に新卒で入社し、わずか半年足らずで退社してもう1年。
それからどういった心境の変化があったのか、駆け出しエンジニアとしてやっていく中で感じたこと、技術力のこと、キャッチアップの話題など。
これから駆け出しエンジニアとしてやっていきたい方へ、役に立つ内容になればと思いまとめてみました。




▲2020/04/29更新:この炎上プロジェクトの後に、フリーランスエンジニアになりました
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1ヶ月目:必死に詰め込んだエンジニア研修


僕はアルバイトのウェブ制作から、ウェブエンジニアへ転職をしたので、初めに1ヶ月間の研修期間をもらって、業務で利用する各種技術にキャッチアップすることを求められていました。
渋谷系のベンチャーITだったのですが、一言で言えば「ほとんど即戦力であることが求められる環境」でした。1ヶ月で業務に必要な知識の基本を全て詰め込む必要がありました。
ここで取り組んだのは、
- ドットインストールの課題(JavaScript, MySQL, PHP, Laravel, Swift, gitなど)
- iOSアプリ作成の参考書全てを実装(6つほどの簡単なアプリ)
- 2を全てReact-Nativeへ移植
- React-NativeでTo-DoアプリとlaravelでバックエンドAPI作成
これら全てを1ヶ月で詰め込んで行いました。
めちゃくちゃ大変だったのですが、gitコマンドは「確かこういったコマンドでcommit履歴が参照できたな」 PHPなら「foreachって結構使うんだ」Laravelなら「とりあえずMVCの使い方がわかった」
といった感じで、全体の技術の概要を掴むことができたので、業務中にググり方がわからない点を防ぐことができたのが大きかったですし、1ヶ月くれたのは会社にも感謝でした。
2~6ヶ月目:医療向けマッチングシステムの開発
1ヶ月の鬼のような密度の研修が終わったのもつかの間でした。


結論から申すと、僕が未経験で参画したから。というわけではなく、様々な理由によって大炎上を巻き起こしました。
この記事では、僕のこれまでだけを掲載するので、細かくは書かないのですが笑
僕の担当範囲としては、モックアップをバックエンドの実装に落とし込んでいく、という部分でした。当初はLaravelのRestな書き方が全くできていなかったのですが、経験豊富なフリーランスエンジニアの方にしっかりと教えてもらうことができ、毎日技術がどんどん上がっている感覚があって楽しかったのを覚えています。
ただ、受託開発企業だったのもあり、定期的にクライアントへの進捗報告があり、その度に長時間残業(夜10時くらい)になってしまっていたのは、結構疲れていたと思います。
駆け出しだったので、仕方ないと思っていたのですが、日々新しいことが多かったので、そこまで苦痛ではなく、むしろ自分から残業することは多かったです。
4~5ヶ月目:プロジェクトが炎上し始めて数ヶ月目


会社の上司の方曰く、「近年稀に見る炎上」だったそうです。(ほんとかよ!w)
詳細設計を実装に落とし込んでいく中で、仕様の部分に綻びが見え、ウォーターフォールの開発モデルが何度も失敗してしまっていました。
それでも、技術力が伸びていたので、僕は前向きに作業できていたのですが、経験のあるフリーランスエンジニアの方が不毛すぎる作業に辟易し、契約解除。それに引き続き、もう一人のフリーランスの方も契約解除を申し出し、正社員エンジニアである僕だけが残される結末に…笑
そこそこモダンな開発現場でも、受託開発だとプロジェクトが炎上する些細なポイントがたくさんあるので、駆け出しエンジニアの方には「開発プロジェクトの進捗について」ある程度理解があるといいと思います。
例えば、アジャイル開発、スクラム開発、ウォーターフォール開発など、それぞれどういった手法で、遅れた際にはその遅れている原因がどれほどヤバイのかということも早めにアラートを上げていく、ということもとても大事だと反省しました…
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6ヶ月目~8ヶ月目:バグ修正や追加機能開発


これが今現在、記事を書いている状態のフェーズです。
ほとんどのメイン機能は実装完了し、サービスの仕様についても理解がある程度深まってきている段階です。
何度もクライアントへ進捗報告をするために、炎上プロジェクトを無理やり体裁を整えていた綻びが出始めていましたw
ある場所Aを実装すると、他の場所Bの機能が落ちてしまう。といったことが頻繁に起こってきてしまい、デグレーション(実装の巻き戻り)が大量に発生してしましまいました。
本当に「駆け出しエンジニア」として希望を持って活躍されるであろう皆さんに、炎上プロジェクトの話をしてしまい恐縮です。
しかし、自社サービスに内定をし、バリバリとコードを書きメキメキと成長しているエンジニアは、実力だけではなく、運や実際の業務知識についても長けていると思った方がいいでしょう。
あまり、「キラキラしているエンジニア」を理想像とせずに、今いる現場をサバイブする感じで日々の仕事を消化していくのが本当に大事なんだな、と日々感じています。
未経験からエンジニアになるのは、本当に大変ですが、経験が1年程度になってくると、参加できるプロジェクトの幅の段違いに広がってきて、業務が格段に楽しくなってきます。
なので、「ブラック企業に当たったとしても、技術をしっかり磨いて、職場で面倒になればさっさと仕事して帰る」くらいのスタンスで問題ないので、心配は無用ですw
まとめとこれから


炎上プロジェクトで火消しをしていたような駆け出しエンジニアだった僕ですが、現在は転職活動で年収+100万円程度レンジ、またフリーランスエンジニアとしての案件も引き合いがあって(月額55万円ほど)技術があれば、全くプロジェクトが失敗しようが、会社がブラックだろうが、関係ないなと痛感しています笑
なので、もし駆け出しエンジニアで不安な方や、現在駆け出していて、ブラック企業やSES、僕のような炎上しまくりの受託に、不幸ながら当たってしまった方に届けばいいなと思っています。
1年ほど経験を積んだら、どんどん案件の幅が広がって、理想的な働き方にも繋がっている感覚もあるので、どうか病まない程度に技術を上げていってください!
[…] 炎上プロジェクトヤバイ僕のエンジニア歴6ヶ月時点のブログ記事 […]
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